6/2の投稿で、体脂肪計が体脂肪率を測るしくみについて書かせて頂きました。
・体脂肪計は身体の電気抵抗(電気の流れやすさ)を測って、体脂肪率を推定している。
・筋肉は脂肪より水分が多いため、脂肪よりも電気を流しやすい。
・体脂肪計は身体に流れた電気の量が多い程、筋肉が多く、体脂肪率が低いと見積もっている。
以上の事を踏まえて、今回は正しい体脂肪計の使い方について書かせて頂きます^^
まず、結論から申します。体脂肪計を使う際のポイントとして・・・
①体脂肪を測る時間帯は一定にする。(特に、朝トイレに行った後がベスト!)
②脚を広げて体脂肪計に乗る(膝などをつけない)
③足裏の汗や水分はふき取ってから体脂肪計に乗る
等がございます^^
ここでは①についてお話させて頂きますm(_ _)m
体脂肪計は、体内の水分が多い程、「筋肉が多く、体脂肪率が低い」と見積もります。
体内の水分バランスは1日の中でも時間帯や食事、運動、入浴によって変動しておりますので、体脂肪率を測るタイミングがバラバラになると、体脂肪率の変化を正しく把握出来なくなるのです。
例えば、食事などで水分を取った直後に体脂肪率を測ると?
体重は増えます。しかし、体内の水分が増えているので、体脂肪率が下がって見える事がございます!
(人前で測る時に水を沢山飲んでおくと・・・^^;)
では、運動やサウナで汗を流した後は?
汗をかいて体重は減っております。運動をして脂肪も燃やされているので体脂肪率も減りそうですが・・・
汗を流した後は、体内の水分が減っているので、体脂肪率が高く見える事がございます!
体脂肪計を測るタイミングを起床後と決めておけば、体内の水分バランスを一定に保ちやすくなります。更に、トイレに行って体内の不要な水分などを出した後は、体脂肪率を測るのに適しているのです!
ご理解頂けたでしょうか?^^
今回は体脂肪計の使い方について
①体脂肪を測る時間帯は一定にする。(特に、朝トイレに行った後がベスト!)
というお話をさせて頂きました。
前記の②、③についての詳細は今回省略させて頂きますが、
②脚を広げて体脂肪計に乗る(膝などをつけない)
については、
「膝くっつけて体脂肪計に乗ると、脚に電気が流れやすくなって、体脂肪率が低く見積もられる」
という理由がございます。
③足裏の汗や水分はふき取ってから体脂肪計に乗る
については、
「足が濡れた上体で体脂肪計に乗ると、脚に電気が流れやすくなって、
体脂肪率が低く見積もられる」
という理由がございます。
上記の点を意識して、体脂肪率の変化を正しく把握して頂ければと思います^^