【座学】

今回の授業では感覚器の症例のひとつ、耳鳴りを教えていただきました。

耳鳴りとは、実際には鳴っていない音が聞こえる症状です。

この耳鳴り、脳の中で起こっていることなので、今の医療技術ですら原因がハッキリと掴めないそうです。

CTを撮っても腫瘍などの異常がないのでわからないのです。

異常が見当たらないのに、ずっと雑音が聞こえているとさらに不安になりますよね。

このスクールの考え方としては、そのような不安な毎日を送っているクライアント様には、とにかく体が正常に働くように整えるのだそうです。

体が正常に働くようにするには、まず体の歪みを取り除き、自律神経を整え、そしてストレスケアをしていきます。

このストレスをケアするセラピーを受けると耳鳴りが消失する場合が非常に多いのです。

いくら健康なお体だったとしてもストレスを毎日負うと健康ではなくなります。

ですが、社会の中で生きている限り、ストレスはどうしても感じてしまうものです。

そのストレスを感じにくい体にすることがこのストレスセラピーで出来るのです。

ストレスは万病の元とも言われます。

メンタルのケアもとても大事だとわかりました。

 

【実技】

歪みのセラピーのご説明の途中で行なう、お体の歪みのチェックの方法を教えていただきました。

お体にご不調がある方はお体に歪みがある事が大半です。

ですが、本当に歪んでいるか、なかなかご実感のない方も多いです。

そこで、このチェックをすると歪んでいるかどうかがわかるのです。

やり方は非常に簡単で、クライアント様を横から押すだけです。

それでバランスが崩れると歪んでいるのです。

授業では、クライアント様にご理解していただきやすいように、このチェックのやり方もわかりやすい説明をするよう教えていただきました。

とにかくクライアント様にご理解していただく事で治り方がグッと変わります。

今から何をするのか、このチェックの方法がどのようなものなのかなど、しっかりと理解していただく事が重要なのです。

そして、押した時にクライアント様がバランスを崩されないようしっかり支えるなどのご配慮を忘れてはいけないことも教わりました。

常にクライアント様の為に、という姿勢でクライアント様と向き合う事が大切なのです。

細かいところまでこだわって、クライアント様に常に快適だと思っていただけるように努めます。

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