【座学】

今回はクライアント様へのご対応の準備について学びました。
初めてお越し下さる方へのご対応も、何度もお越しいただいているクライアント様へのご対応も必ず準備をしておかなければいけません。
準備というのは、クライアント様がどんな事を仰られるのかある程度予測して、それに対するご回答の内容とお伝えの仕方の練習をする事です。
私たちトレーナーのご対応が自信なさげな物だったり、何を言っているのかハッキリと分からない物だとクライアント様はご不安に感じてしまい症状が治る速度も遅くなってしまう可能性があります。
トレーナーのご対応次第で信用度が変わり、治る速度も変わるのです。
クライアント様にこの人だったら任せられる!と思っていただけるようにするには、ご対応のレベルを上げていかないといけません。
その為には毎回準備と練習がとても大切です。
ある程度経験を積んで行くとこの準備を疎かにする人がいるが、そうすると成長が止まりいつかクライアント様の症状を完治して差し上げれなくなってくるのです。
常に少しでも良いご対応をしよう!という気持ちを忘れずに、いつまでも初心のままで向上できるよう努めて参ります!

【座学】

今回は、クライアント様の症状と向き合うようご指導いただきました。
クライアント様の症状が施術によってどう変化したかご報告いただきます。
完全に出なくなられた症状もあれば、まだ少し症状が残ってしまっているという場合もございます。
その時にちゃんと残っている症状と向き合って完全に治して差し上げないといけません。
ある程度症状が改善されると、以前より楽だから良いと思ってしまわれるクライアント様もいらっしゃいます。
ですが、トレーナー側は症状が完全に出なくなるまで諦めてはいけません。
完全に治る方法を見つけて差し上げる事がとても大切です。
生活習慣の中に症状を引き起こす要因があるかも知れないので見つけて差し上げたり、人間の身体に対する理解が間違っている場合もございます。
例えば本当は治っているのにクライアント様が治っていないと思い込んでいるケースがございます。
筋肉は変な使い方や無理をすると痛みが出るものですが、それを症状だと捉えてしまっている事もあるのです。
健康なお身体の方でも普通に起こり得る痛みを治っていないから痛いと思ってしまうと、この先ずっと治らない症状となってしまうのです。
ですので、クライアント様が残っている症状があると仰られた時に完璧を求め過ぎていらっしゃらないか詳しくお伺いしないといけません。
クライアント様が症状に対してどのように感じているのか把握して、スッキリさせて差し上げれるようしっかりと症状と向き合う癖を付けて参ります!

【座学】

今回はクライアント様とのご対応中のアドバイスをいただきました。


比較的早い段階で改善される症状もあれば、治り切るまで時間がかかる症状もあります。

時間がかかってしまう場合、クライアント様が「やっぱり治らないのかなぁ」と不安になってしまう事があります。

その不安感がさらに症状の改善の邪魔をしてしまうのです。
ですので、クライアント様にはたとえ時間がかかっていても不安に思われないようにしないといけません。

不安に思われない方法が
①改善している他の部分に目を向けていただく
②諦めないようにしていただく

この2つをクライアント様に実践していただくには、トレーナーの表情とお話が肝心です。

なぜなら、症状が治ってないとクライアント様にご報告をいただいた時にトレーナーが不安な表情をしたり、何で治らないんでしょうね…といったクライアント様を不安にさせてしまうような発言をしてしまうと一気に治らないんじゃないかと思わせてしまうからです。

症状の改善までにどんなに期間がかかっても、トレーナーは決して諦めてはいけません。
出来る事すべてやり尽くして、必ず改善していただくように努めるのだと教えていただきました。
少しでも早く改善していただけるよう表情ひとつ気を抜かないように気を付けて参りたいと思います。