ダッシュと申しますと、敬遠される方も多いかと思いますが・・・
いつもの生活に、たった10秒のダッシュを取り入れていただくことで、とてもすばらしい効果が得られることはご存知でしょうか?
そのすばらしい効果とは・・・沢山あるのですが、分かりやすい部分をご紹介いたしますと・・・「心臓や肺の機能をアップさせる効果」です。ダッシュと心臓や肺の機能アップ、一見全然関係無さそうに思われますよね。
なぜ、そのような効果が得られるのでしょうか?
また、この効果によって、体にはどのような変化が感じられるのでしょうか?
ご説明させていただきましょう。
ダッシュをしますと、息がハアハアと切れますよね。息切れというのは、激しい運動をしたことによって、体の中(正確には、血液中)の酸素量が減ってしまったために、空気中の酸素を体内にたくさん取り込もうとして、起きるものです。つまり、体内の酸素が不足している状態です。私達の体は、血液がたくさんの酸素を体の隅々に届けてくれるから、元気に動くことができているんです。ですので、酸素が不足するということは、体にとっては緊急事態なんですね。そこで、一生懸命に空気を吸って、たくさんの酸素を体内に取り込もうとするのです。
実は、この一生懸命に息を吸ったり、吐いたりすることで、肺の働く力(肺が酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する力)が強化されます。また、肺から取り込まれた酸素を素早く全身に届けるために、心臓の血液を送り出す力も強化され、激しい運動をしても、だんだん息が切れにくく、回復が早くなっていきます。
10秒ダッシュを継続することで、肺と心臓の働きが向上するだけでなく、それによって体内の酸素と栄養の循環もよくなり、様々な不調が回復していくことも期待できるんです。
ちなみに・・・たった10秒でもダッシュをいたしますと、体内にアドレナリンというホルモンが出てきて脂肪を分解してくれます。そして、その後にウォーキングなどの有酸素運動を行うと、効率的に脂肪を燃やすことができるのです。ダッシュのようなハードな運
動の後に有酸素運動を行うという方法は、ダイエットを効果的に行うためのスタンダードとして知られています。
きついダッシュはできれば避けたいとお思いの方も、10秒でしたらできるような気が致しませんか?ぜひ、1日に1回で良いので、10秒頑張ることを取り入れてみてください。きっと、様々な効果を実感していただけることだと思います。
食事と食事の間にお腹が減ってしまった・・・こんなとき、皆さまは、どうしていらっしゃいますか?お腹が減るとやる気が出ない、動けない・・・なので、間食をして、エネルギーを補給します!というように、ついついすぐに食べ物を口にしていませんか?お腹が減った時に食べるものって・・・とっても美味しいですよね。そのお気持ち、よく分かります!
ですが・・・空腹時に物を食べてしまうことが、ダイエットのチャンスを潰してしまっていることをご存知でしょうか?飴一粒、クッキー一枚、カフェオレ一杯・・・ほんの少しとお感じになるかもしませんが・・・体を変えるためには、食べる量だけではなく、3食の間の時間には食べ物を入れない、ということが大切なんです。
ではなぜ、空腹時間が大切なのでしょうか。。
体を変えるためには、まず、体に溜め込んだ余分な脂肪を燃やすことが大切ですよね。
溜め込んだ脂肪を燃やすって、実はとっても大変で・・・動いたら、すぐに燃えてくれるものではないんです。まずは、食べた物から取り込んだ栄養分が使われて、それが少なくなってきた時、ようやく溜め込んでいた脂肪が使われ始めるんですね。
ですので、お腹が空いた時こそ、溜め込んだ脂肪を使う絶好の機会なんです。この時に、ウォーキングなど、有酸素運動と呼ばれる運動(息切れをしない運動)を取り入れていただきますと、脂肪がたくさん燃え、とても効果が上がります。お腹が空いた時・・・それは、きれいになるための魔法の時間です。理想の自分を想像して、楽しい気持ち、幸せな気持ちで過ごしてみませんか?
ただし・・・空腹が大事とはいっても、お食事は3食きちんと、バランス良く召し上がってくださいね。栄養が入ってこないことは、それはそれで問題ですので!
日常生活にウォーキングを取り入れよう!
よく耳にされる言葉ですよね。また、実際にウォーキングしている方を見掛ける機会も多いのではないでしょうか?
ですが・・・たくさんの運動がある中で、どうして、ウォーキングなのでしょうか?
不思議に思われる方もいらっしゃることと思います。
そこで、ウォーキングが何故良いのか、その理由をご説明致します。
まず・・・ウォーキングが有酸素運動と呼ばれる、息切れのしない運動という部分がポイントです。息切れをしないというのは、体内に十分な酸素があるということを示しますので、有酸素運動というのは酸素が足りている状態での運動という意味になります。
酸素が体内にある状態での運動のメリットは、脂肪が燃えやすくなるということです。脂肪というのは、その性質上、酸素が沢山ないと燃えにくいという傾向があります。ですので、激しく息切れをしているような状態だと意外と脂肪は燃えてくれないのです。分かりやすく言えば、脂肪を燃やしたければ走るより歩こう!、ということになります。ですので、ウォーキングがオススメになるのですね。
ウォーキングがオススメな理由の第一は有酸素運動だからです。とはいっても、息切れのしない運動というと他にもありそうですが、その中でウォーキングを推す理由というのは何でしょうか。これは、ウォーキングが、全身の筋肉をよりたくさん、バランスよく使うという点で、とても優れていることです。運動時、よりたくさんの筋肉を使った方が脂肪の燃焼量は増えますし、満遍なく多くの筋肉を使うことで不均一な鍛えられ方を防ぐという作用も期待できます。
あとは、特別なものを準備しなくても、日常生活に取り入れやすいという こともポイントです。誰もがしたいときに手軽に始められ、日常の生活の中(例えば、通勤時、買い物時など)で、実行できるため、始めやすく、続けやすい、という利点があります。有酸素運動は継続が大切ですので、この始めやすいというのは大きなポイントといえるのですね!私達は、一体、どうして眠るのでしょうか?
眠らずにしたいことができたら、その分たくさんのことができるのに・・・そう感じたことはありませんか? 睡眠時間を削って、その分、勉強や仕事をしたり、自分の好きなことに使ったり・・・きっと誰もが、一度は思ったことがあると思います。ですが、睡眠時間を削るということを何日も続けると・・・とっても調子が悪くなりますよね。
それもそのはず。睡眠には、私達が思う以上に大切な役割があって、日々、美容と健康を保つために働きかけてくれています。睡眠時は何もしていない怠けの時間と思われそうですが、実は、とっても、とっても、大切な時間なんです。その働きぶりを紹介させていただきます。
睡眠が美容と健康に大切。そのカギは成長ホルモンにあります!
成長ホルモンというのは、タンパク質を体の中に取り組み脂肪を分解してくれるホルモンです。タンパク質というのは、筋肉・骨・肌・髪・爪など、体の殆どの部分の主成分です。このタンパク質を取り込む作用が成長ホルモンにはありますので、成長ホルモンが出てくると体の様々な部分にタンパク質が運び込まれ修復・新陳代謝が促されます。そうすると、当然ながら痛んでいる部分は治り健康に近づきますし、古くなった組織は新しく生まれ変わりやすくなります。そうすると美容としてアンチエイジングの効果が期待できるのです。
大人になると成長ホルモンの分泌が下がるといわれておりますが、睡眠時はしっかりと分泌されます。夜に眠れている人とそうでない人とでは、成長ホルモンの恩恵に差が出て、美容と健康にも差が出てくる可能性があります。ですので、ぜひ、成長ホルモンのことを意識しつつ、夜はしっかりと眠る生活習慣を身につけていただければと思います。
『眠るために出来ること』
一番大切なのは、ご自身がリラックスできる、快適に過ごせる、環境作りをしましょう!リラックスすることで、体を活動モードにする交感神経から、体を休息させる副交感神経へと切り替わり、眠りに入りやすい状態になります。照明を工夫したり、好きな音楽や香りを取り入れたりと・・・一日のご褒美として、ご自身が心からゆったりとできる時間を作りましょう。悩み事は意識して考えないようにすることが大切です。また、メールやパソコン、テレビ等は脳を覚醒させますので、控えましょう。そして、規則正しく生活することも大事です。起床や就寝時間を一定の時間にし、体にサイクルを覚えさせるんです。