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今回は、加圧筋力トレーニングの効果が出るメカニズムのお話をさせていただきます。

 

 

ワンストップジムでは『成長ホルモンの分泌』を重要視しております。

ダイエットやシェイプアップ、筋肉増強や健康増進において、成長ホルモンがもたらす効果は素晴らしく、たくさんの方々にお身体の変化をご実感頂いております。

 

 

では、どうやって成長ホルモンをたくさん分泌させるのか…こちらをご紹介いたします。

そもそも、成長ホルモンは色々な刺激で分泌されます。タンパク質の摂取・良質な睡眠・空腹(血糖値の低下)など…数ある刺激のなかで、非常に良い刺激になるのが運動です。

ただ、運動といっても軽い運動ではありません。疲労物質である『乳酸』がたくさん溜まるキツい運動であることがポイントです。

キツいと思う運動は、なかなか自分でやろうと思っても出来ませんが、加圧筋力トレーニングは、乳酸を効率良く溜めることが出来るのです。

 

トレーニングの時に加圧ベルトから先の血液の流れを緩やかに変えることで、血液に含まれる酸素の供給も緩やかになります。

筋肉は、糖分と酸素が結びつき燃えてエネルギーになっているのですが(燃焼反応)、トレーニング中のベルトから先の筋肉では酸素が少ない状態になり、うまく糖分を燃やせず糖分が不完全燃焼の状態になります。

 

この、糖分の不完全燃焼が乳酸です。

 

乳酸が溜まると、血液のpH値が変わります。

通常、人間の血液のpHは7.35〜7.45(弱アルカリ性)の間で保たれており、繊細な値のなかで過ごしているのですが、乳酸が溜まると血液の成分が酸性に傾きます。

これは、毎日ある程度一定の値で保たれている身体にとってかなり強い刺激になります。

先ほど、成長ホルモンは色々な刺激で分泌されるとお話させていただきましたが、血液の成分(pH値)が変わるという刺激でも分泌され、乳酸がその役割を担うのです。

 

また、乳酸は筋肉の動きを阻害させる働きがあるので、思うように筋肉を動かせない状態になります。

それでも頑張って筋肉を動かして追い込み、乳酸を溜めれば溜めるほど、血液の成分が変わって成長ホルモンもたくさん分泌されます(安全も考慮して追い込みますのでご安心ください)。

 

皆様、腕がちぎれそう…何百段も階段を登った後の脚みたい…と仰いますが、その分『頑張った』という達成感、成長ホルモンの分泌によるお身体の変化がありますので、ご興味がありましたらチャレンジしてみてくださいね(^^)