加圧筋力トレーニングの基礎知識④-加圧筋力トレーニングと普通の筋トレとの違い

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いわゆる一般的な筋トレと、加圧筋力トレーニングってどう違うんだろう…?と思われていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
ということで、今回は加圧筋力トレーニングと普通の筋トレとの違いについてお話させていただきます!

 

 

まずは一般的な筋トレの仕組みからお話いたします。
筋トレという言葉で、皆様はダンベルやトレーニングマシンなど使用して筋肉に高負荷をかけて、ゼェハァと追い込む手法をご想像されませんでしょうか。

では、なぜこのような手法が行われるかというと、
筋肉には、『重いものを持つと、その重さに“適応“しようとして、さらに強く・太くなろうとする性質がある』からです。
(体が、その時の環境に適応しようとする事を『適応反応』といいます。)
ですので、一般的な筋トレは、『重いものを持ったり動かしたりした時の適応反応で筋肉を鍛えている』ということです。
なお、この筋トレで速筋(白筋)が鍛えられ見た目が逞しくなる変化が期待できます。

 

 

それでは、続いて加圧筋力トレーニングの仕組みについてお話いたします。
加圧筋力トレーニングの際、ワンストップジムでは重いものを使用しません。ダンベルは使用しますが1kgです。
それでも、効果はしっかりご実感いただけます。

これは乳酸という疲労物質が関係しております。
乳酸は動かした筋肉から出てくる疲労物質です。加圧筋力トレーニングは、血液の流れをコントロールして、トレーニング部位の乳酸がとても溜まりやすい環境をつくります。

乳酸は筋肉の動きを鈍らせます。
実際に加圧筋力トレーニングを受けていただくと分かりますが、1kgのダンベルが5kgほどのダンベルを持っているような感覚になります。
そうしますと、今までスイッチが入っていなかった筋繊維にスイッチが入り、たくさんの筋繊維が動くようになって筋活動量が増加します。
加圧筋力トレーニングは、『乳酸が溜まる刺激で筋活動量が上がるという適応反応を利用している』トレーニングです。
なお、加圧筋力トレーニングは速筋(白筋)と遅筋(赤筋)の筋肉を同時に鍛えられ、適度に筋肉をつけながら、なおかつ体を引き締めるという効果が狙えます。

 

 

そして、一般的な筋トレは運動神経に作用し、筋トレを行うと運動神経が良くなります。
これは、ダンベルやマシンで追い込む際に、脳からトレーニング部位に繰り返し動かす指令が、神経を伝って伝達されるからです。

対して加圧筋力トレーニングは、血液の流れをコントロールすることで環境が変わるものなので、そこまで運動神経に作用はしません。

 

 

このように、一般的な筋トレと加圧筋力トレーニングは考え方や仕組みが異なります。
ご自身のなりたい体に合った方法でトレーニングを行うのがいいですね(^^)

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