加圧筋力トレーニングの基礎知識⑥ – トレーニング後の体の経過 –

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今回は、加圧筋力トレーニング後の体の経過についてお話したいと思います。

加圧筋力トレーニングは、成長ホルモンの分泌によって様々な効果が得られると前回までのブログでお話させていただきました。

実は、成長ホルモン以外にも加圧筋力トレーニングを行うと分泌されるホルモンがあります。

それは、アドレナリンというホルモンです。

アドレナリンも成長ホルモンと同じく、脂肪を分解させるという働きがあります。
(脂肪は分解させないと燃焼しませんので、ダイエットやシェイプアップに必要不可欠です)
この2つのホルモンの働きをうまく利用して、トレーニング効果をよりご実感いただきたいと思います。

2つのホルモンの働きの違いを簡単にご説明すると、

アドレナリン:加圧トレーニング開始後、まもなく分泌される。また、即効性があり分泌されたら程なく脂肪分解が始まる。ただし、脂肪分解力はそれほど強くなく、効果の持続時間も短め。

成長ホルモン:加圧筋力トレーニング開始後15分ほどで分泌量がピークになり、そこから程なく分泌量は下がっていく。
また、成長ホルモンによる脂肪分解は約1時間後に始まる(分泌から効果が現れるまでにタイムラグがある)。
ただし、脂肪分解力が強く、効果の持続時間が約6時間と長い。

です。
この2つのホルモンの作用により、トレーニング直後から約6時間後まで脂肪分解が体内で起こっていますので、出来るだけ全身を使った有酸素運動を行いましょう。
特に、トレーニングが終わって約2時間後がもっとも脂肪分解されているので、積極的に有酸素運動をしていただくと、より脂肪燃焼につながります。

なお効果は成長ホルモンの方があるので、やはり体を変えるためには成長ホルモンをしっかり出したいところです。

また、加圧筋力トレーニング2〜3時間後から、追い込んだ筋肉を修復させるためにタンパク質などを使い筋肉合成が起こり、2日ほど持続します。
加圧筋力トレーニングを行った日から2日は、意識してタンパク質を少し多めに摂ると効率よく筋肉がつくと思いますので、よろしければなさってみてください(^^)

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