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加圧筋力トレーニングと免疫力向上の効果について

皆さま、こんにちは!
2025年もあと1ヶ月を切り、年末に向けて気忙しい時期になってきましたがご体調は崩されていませんでしょうか。
忙しく疲れが溜まってくると落ちてしまうものの一つが『免疫力』ですよね。今年も、例年にもれず感染症が流行しています。
なんとか免疫力を上げて感染症にかからないようにしたいですね。
実は、加圧筋力トレーニングを始めて免疫力が上がり感染症にかからなくなった(もしくはかかりにくくなった)というお声は本当にたくさんいただきます!
そこで今回は、加圧筋力トレーニングで免疫力を上げる効果が期待できるというお話をしたいと思います(^^)
免疫力はさまざまな原因が合わさって下がっていくのですが、主に『①血行が悪くなること』と『②体が冷えてしまうこと』が挙げられます。
まず、①の血行が悪くなると、なぜ免疫力が下がるのかをお話いたします。
体に菌やウイルスが入ってきた時に戦ってくれるのが免疫細胞です。この免疫細胞には2つのタイプがあり、自ら戦うタイプと、抗体という援軍をつくり援軍に向かわせて遠隔操作をするタイプがあるんですね。
免疫細胞から出た抗体は血液に混ざり菌やウイルスとの戦場に向かうので、血行が悪くなると抗体がしっかり戦場に行き着かず(=援軍の数が足りず)菌やウイルスの戦いに負けて風邪などを発症してしまうのです。
加圧筋力トレーニングを行うと、血管がやわらかくなり、必要に応じて血管が太くなる=血管の中を流れる血液量が増えて抗体がしっかり菌やウイルスの元に届くようになります。また、加圧筋力トレーニングを行うと血液がサラサラになるという変化もあるため、抗体がサーっと菌やウイルスの元に早く届くようになる効果も期待できるでしょう。
こういった相乗効果により、発症する前に食い止められるようになったり、また発症しても重症化せず治るという変化を感じていただきやすくなります。
そして、②の体が冷えてしまうと、なぜ免疫力が下がるのかをお話いたします。
イメージとして、体が冷えるとあらゆる機能が低下しそうですよね。これはその通りで、免疫細胞も元気ではなくなってしまいます。
血液の流れが良く菌やウイルスの元に免疫細胞が届いたとしても、免疫細胞自体の元気がなければ返り討ちにあってしまうので元気な状態で戦場に向かわさなければなりません。
体の中の体温のことを深部体温(しんぶたいおん)といい、目安として普段脇で体温を計る温度より1℃ほど高いとされています。
深部体温が38〜38.5℃になると免疫細胞の活動が約50%ほど上がるともいわれています。これはかなり元気になりますね!
ですので、体が冷える…すなわち体温が下がると免疫力が下がることに直結するわけです。
加圧筋力トレーニングを行うと、全身の筋肉の活動量が上がります。筋肉は動かすと熱が発生します。体を動かすとポカポカしてくる現象がまさにそうです。その熱が血液にも伝わり血液自体の温度が上がると、血液に混ざっている免疫細胞も元気になるのですね。
風邪や感染症などを発症しない、また発症してもすぐに治る体になるためには、
血行を良くして菌やウイルスの元にしっかり免疫細胞を届けること、さらには免疫細胞自体を元気にすることが大切で、加圧筋力トレーニングはまさにそれが叶うトレーニングです!
今の時期、感染症が流行っても『自分は大丈夫だった!』をぜひご実感いただけたら嬉しいです(^^)
最後までご覧くださいましてありがとうございました!


