今回は加圧筋力トレーニングを受けられたクライアント様から、よく頂くご質問にお答えさせていただきます！

それは「トレーニングを重ねるたびに、腕の赤い斑点が消えるスピードが速まっているけれど、どういうことなのでしょう？」というご質問です（トレーニングを受けておられる方には、同じ疑問を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか）。

答えは「免疫機能の向上」なのですが、「加圧筋力トレーニングって何？」と思われる方にとっては「???」だと思いますので、簡単にトレーニングの概要も含めて、その理由をご説明して参りますね＾＾

加圧筋力トレーニングは、腕の付け根にベルトを巻いてトレーニングを行うのですが、
トレーニング後にベルトを巻いた周辺の皮膚（主に二の腕あたり）に赤い斑点が出る事がございます。
この赤い斑点は、血管から少し染み出た血液であり、数日から10日間のうちに自然と消えていきます（少しこわい感じがするかもしれませんが、健康状態には影響ありませんので、ご安心を＾＾また、初回体験の際には、この点もしっかりとご理解を頂いた上でトレーニングをご提供しております）。

ここで上記のご質問に繋がるのですが、トレーニングを重ねるたびに赤い斑点が消えるスピードが速くなることがございます。
クライアント様によってはトレーニングを行ったその日のうちに、赤い斑点が消えてしまう方もいらっしゃるのですが、このスピードの変化が “免疫機能の向上” を意味しているのです。

どういうことかと言いますと、赤い斑点は “マクロファージ” と呼ばれる免疫細胞が食べてしまうことで、消えていきます（マクロファージにとって栄養たっぷりの血液はご馳走なのです＾＾）。
この免疫細胞のマクロファージは、体の中に入ってきた細菌やウイルスなどを食べることでやっつけて、体を守ってくれる大切な兵隊です。
ですので、赤い斑点が消えるスピードが速いというのは、マクロファージの活動が活発になっていることを意味しています。
つまり、体にとって害になるものが体内に侵入してもマクロファージが元気であれば、すぐに敵をやっつけてくれて病気になりにくいという訳です！

このような免疫細胞は、体温が上昇すると活発に働くことが分かっておりますので、体温上昇効果のある加圧筋力トレーニングでは免疫力の向上も得ることが出来るのですね＾＾
トレーニング後に現れた赤い斑点の消えるスピードが速くなっておれば、病気になりにくい体になっているとご理解いただければと思います