血糖値をコントロールして血管を守ろう!

前回のブログ記事にて血糖値(血液中に糖分の量)の急上昇は、肥満ホルモンである “インスリン” の大量分泌に繋がり、肥満の原因になると書かせて頂きました。
ではなぜ、ヒトは上昇した血糖値を体脂肪に変えてまで慌てて下げないといけないのでしょうか?
今回はこの点について超簡単にご説明させて頂きます^^

上昇した血糖値を急いで正常値まで下げないといけない理由は、血管を守るためです。
どういうことかと言いますと血管の中を流れている血液は、水に多くの栄養素が溶け込んだものなのですが、その中の糖分の量が多くなると、血液がドロドロになっていきます。
例えば、水(液体)に大量の砂糖を溶かしていくとサラッとしていた水がどんどん粘り気を帯びてきますよね。
これと同じように血糖値が高いというのは、血液が粘り気の増したドロドロした状態を表しているのです。
そうなると、ドロドロした血液は流れにくいですし、血管にもべっとり張り付いてしまいます(砂糖水が固まって水あめ状態で血管にくっついているようなものですね)。
すると血管が硬くなったり、血管を傷つけてしまう原因になるわけです。。。

それゆえに血糖値が上昇するとインスリンを分泌させて、血液中の糖分を速やかに脂肪に変えることで血管を守っているのです(本当に良くできた仕組みですね)
このことからダイエットだけでなく、血管を守るという観点からも食事内容を考えて頂ければと思います^^

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