猛暑の夏から朝晩が少しひんやりする秋へと移り変わってきましたね。
季節の変わり目に体調を崩さないようにするには毎日の睡眠の質が重要になるのですが、その眠りを邪魔する要因の一つに “尿意” があります。
今回は、夜間頻尿によって睡眠の質が低下しておられる方に向けて、その改善方法をご提案させて頂きます^^
※夜間頻尿とは、夜の睡眠中に２回以上トイレに起きる状態を言います。

睡眠というのは、疲れた体を回復させている大切な時間です。
そのため睡眠中には、体内で作られている尿量が多くなると起きる “尿意” が生じないようにする仕組みが備わっています。
具体的には、尿の量を減らすホルモン（抗利尿ホルモン）を分泌させて、睡眠を邪魔する尿意が起きないようにコントロールしているのです（体の回復を優先させるための素晴らしい仕組みですね^^）。

ではなぜ、夜中に何回も尿意で目が覚める症状が現れるのでしょうか？
それは、抗利尿ホルモンの分泌量低下が一つの原因として考えられます。
抗利尿ホルモンの分泌量は、年齢とともに低下するものではあるのですが、年齢以外の要因として精神的なストレスの影響も受けていると考えられます。

そこで、皆様が行って頂ける改善方法をご提案させていただきます^^
◆生活の中に運動を取り入れる
夜間頻尿の方には、運動不足になっているケースが見受けられますので、運動によって期待できる効果を列挙いたしますね。
・体温の上昇（体温が上がると体内の働きも活発になりホルモンバランスが整います）
・ストレスの解消（運動自体にストレスの軽減作用があります）
・発汗機能の向上（体内の余分な水分を体外に放出する機能が高まり、尿量の調整に役立ちます）
◆身の回りの整理整頓
必要な物の選別や収納方法を考えることで、頭の中が整理されてストレスの軽減に繋がります。

とてもシンプルですが効果的な方法ですので、ぜひお試し頂けますと幸いでございます^^
それでも質の高い睡眠を邪魔してしまう夜間頻尿でお悩みの際は、当ジムでのホルモンバランスの調整とストレスのケアをご利用いただければと思います！