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怪我の後遺症の改善について~神経のブレーカーという考え方
突然ですが、皆様は怪我(骨折、捻挫、肉離れなど)の後遺症に悩まされたことはございますでしょうか?
それほど多いわけではございませんが、ワンストップジムには、そういった怪我の後遺症のケアを求めてお越しになる方もおられます。
今回は、そういった怪我の後遺症(古傷)の改善についてお伝えいたします^^
まずは、身体の仕組みについてご説明させていただきましょう!
人間の体には隅々まで神経が張り巡らされており、この神経をつかって体はコントロールされております。
具体的には神経の末端に有るセンサーが体の様々な情報を脳に伝達し、その情報を元に脳が体に司令を出し、健康を保つべくコントロールしているのです。
このように、体内では神経を介した双方向の神経伝達が抹消と脳の間で行われているのですが、怪我をすると体に何が起きるのでしょうか?
まず、怪我をすると抹消の神経から組織が損傷した旨の情報が脳へと伝えられます。そうすると、脳は怪我の悪化を防ぐため、一時的に怪我をしている周辺の筋肉に繋がっている神経の働きを低下させます。電気のブレーカーが落ちる感じに似てますね。
ブレーカーが落ちると電気が正常に流れなくなりますので、家電製品であれば動かなくなりますよね。それと同じような形で、神経を介した電気信号が伝わりにくくなると、その先にある筋肉の動きも悪くなります。家電製品が動かないのは困りものですが、この反応は損傷した部分を守るものですので、とても合理的だといえます。
本来、この神経のブレーカーは、怪我の回復に伴って自動的に復旧するのですが、私達が現場で見ている感じでは、稀に、”怪我は修復したのにブレーカーはそのまま”という現象が起こることがあるように思います。こういった際、当ジムが提供しているワンストップセラピーや加圧筋力トレーニングを提供すると、面白いほど短期間で筋肉が正常な動きを取り戻すことがあります。そして、長年患っていた古傷が気にならないレベルまで回復していくのです。
何故そのようなことが起こるのか…明確な理由は分かりませんが、人間の体は完璧ではないという一つの現われなのだと解釈しております。体のコントロールにおいて、ある程度のミスが発生するような生き物なのでしょうね。
話が長くなりましたが、もし皆様や皆様の周囲の方々が古傷で悩まれておられましたら、ぜひ神経のブレーカーを入れるという考えも検討いただければと思います。もしかすると劇的な改善を体感いただけることもあるかもです(^^)
※神経のブレーカーではなく組織自体の損傷の場合、改善が難しいケースも勿論ございます。