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人混みで不調が現れる理由とは?

クライアント様とのご対応の中で、「人混みに行くと不快で気分が悪くなる」というお声をいただくことがあります。
今回は、その理由についてご説明させていただきます。
私たちの視覚は、常にさまざまな情報を捉えています。
そして、その視覚情報は脳内で、過去の記憶と照らし合わせながら処理されます。
このとき、現在見たものに関連する過去の記憶が自動的に想起され、それに伴ってマイナスの感情も引き出されることがあります。
たとえば、人混みの中で「以前苦手だった人に似た人物」を見かけたとしましょう。
目の前にいるのはまったくの別人であっても、脳は過去の苦手な相手を無意識に想起し、それにまつわる不快な感情まで呼び起こしてしまうのです。
人混みは多くの人と接する場であるため、このような“記憶の想起”が起きる可能性が高く、不快感を覚える一因となっています。
※また、人混みでは膨大な量の情報が脳に送られるため、それを処理する負荷が大きくなることも、不快感の原因となり得ます。
こうした症状は、なかなか解消しにくいと思われがちですが、実は、自律神経を整える整体やメンタルケアを目的とした心理セラピーによって、過去の不快な感情が出にくくなるように働きかけることが可能です。
当ジムでも、そのようなアプローチを取り入れておりますが、ご自身で取り組めるセルフケア用の書籍(例:TFT療法など)も市販されています。
意外にも、あっさりと解消するケースもございますので、「どうせ治らない…」と諦めず、ぜひ前向きに取り組んでいただければと思います。