体の歪みが整うとメンタルが安定することをご存知でしょうか?その不思議な理由をご紹介いたします!

皆さまは、“体の歪みが整うとメンタルが安定する” とお聞きになるとどのような印象を持たれるでしょうか。
多くの方は、“肩こりや腰痛” が良くなるのは分かるけれど、“歪みと心の問題とは別物” だと感じられると思います。
ですが、体の歪みとメンタルの状態は密接に関わっておりますので、今回はその不思議な理由について書かせて頂きます^^

まずはじめに、“メンタルの問題” にもいろいろありますので、ここでは「過度に緊張してしまう」状態を取り上げてお話して参りますね。

「緊張すると体(筋肉)が硬くなる」という現象をご経験されたことのある方は多いと思います。
事実、体の仕組みとして緊張すると筋肉は硬くなります。
その理由を少し専門的に書きますと、例えば人前で話すような緊張する場面では、自律神経の交感神経が働いて血管が収縮します。
すると筋肉への血流が悪くなり、筋肉に届けられる栄養や酸素が少なくなるために筋肉は硬くなってしまうのです。
つまり、精神的なストレスを受けて緊張状態になると、筋肉が硬くなるという訳ですね。
これは体の生理現象と言えるのですが、一方で気持ちはリラックスしているにも関わらず、緊張状態が作り出されてしまうことがあるのです。

そのひとつのケースをご紹介いたします。
それは体に歪みのある場合です。
なぜかと言いますと、体に歪みがあると偏った筋肉に負担がかかり、筋肉が慢性的に硬くなってしまうからです。
すると脳は、筋肉が硬いのは “ストレスを受けて緊張しているからだ” と誤って認識してしまうことがあるのです。
体は緊張状態にあるわけですから、交感神経が優位に働いて筋肉はさらに硬くなります。
その状態がまた緊張状態を生み出す…  という負のサイクルを作り出してしまうのです。
すなわち、体に歪みがあって慢性的に筋肉が硬くなっている方というのは、
ストレスを過剰に受けるような状況でなくとも、緊張状態を引き起こしやすくなっているのです。
つまり、体が歪んでいるだけでメンタルが乱れやすい状態にあるというわけですね。

この状況を改善するためには、体の歪みを整えて筋肉の柔軟性を高めることが大切です^^
日ごろから、こまめな運動やストレッチを行うことは有効なのですが、そもそも体に歪みがある状態では、どうしても筋肉が硬くなりやすくなっています。
運動やストレッチによって筋肉の柔軟性を高めるためにも、まずは体の歪みを整えてみてはいかがでしょうか。

当院では、すべてのクライアント様に体の歪みを整えるセラピーをご提供しておりますが、「歪みが整うだけでメンタルが安定した」とご実感される方は大勢おられます。
科学的な根拠とまでは至っておりませんが、自律神経の仕組みと筋肉やメンタルとの関係性から紐解いていくと、「歪みが整って筋肉の柔軟性が高まるとメンタルが安定する」というのは正しいのではないかと考えております。
もし、「緊張しやすい」などメンタル面に不安をお持ちの方はご相談いただけますとお力になれると思います^^

ページ上部へ戻る