高い集中力を発揮して仕事のパフォーマンスを向上させるには、自律神経の働きを上手く活用しましょう!

仕事のパフォーマンスを向上させる上で大切になるのが「集中力」ですよね。
では、高い集中力を発揮するためには、どうすれば良いのでしょうか?
その鍵を握っているのは「自律神経」の働きにあります。
そこで今回は、高い集中力を発揮する方法を「自律神経の働き」という視点からご紹介させて頂きます!

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、まず初めに自律神経について簡単にご説明させていただきますね。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類で成り立っています。
ざっくりとこの2つの神経の役割を表現しますと、交感神経は、「集中・活動」。
副交感神経は「リラックス・疲労回復」です。
この2つの神経は自動的にバランスを取りながら働く仕組みになっています。

この自律神経の働きを仕事の場面に照らし合わせますと、集中して仕事に取り組んでいる時は「交感神経」が主に働いています。
そして時間が経って体や脳が疲れてくると、自動的に「副交感神経」の働きが高まって疲労を回復してくれています。
この優れた仕組みのおかげで、長時間の仕事にも取り組めているわけです。

しかし「集中力」に焦点を当てますと、疲れた体を治してくれる「副交感神経」が働きはじめると「集中力」は低下する方向に向かいます。
それは「自動的に」行われているため、仕事中であっても意図的に「集中力」を維持しようとするのは難しいのです。。
つまり、自律神経の働きによって「集中力」は変動しているわけです。
そこで、この自律神経の仕組みを活用して、高い集中力を発揮する方法を2点ご紹介いたします。

① 休憩時間を明確にとる
集中して仕事に取り組めば必ず体は疲労します。
すると疲れた体を治すために副交感神経は働き始めます。
ここで思い切って休息時間を設けることで、体の修復を速めてしまいましょう!
その結果、体がスムーズに回復することでまた交感神経が優位に働き、集中力は高まってくると言う訳です。
学校での授業と授業の合間の休み時間のイメージですね。
最近では昼寝を推奨している企業も増えていますが、“自律神経の働き”という観点からも的を射た手法だと言える訳です。

② 空腹時はゴールデンタイム
少し専門的になりますが、交感神経には血糖値を向上させる働きもあります。
空腹時、つまり血糖値が下がっている時は、交感神経が優位に働くため、集中力を高めるには適しているのです。
ちなみに、食事をして食べた物を消化・吸収するというのは副交感神経の役割です。
そのため、食後は副交感神経の働きが高まりますので、集中力が低下しやすいのは経験上ご存知の方も多いのではないでしょうか。

このように集中力と自律神経の関係を活用することで、お仕事のパフォーマンスを高める一助にして頂けますと幸いでございます^^

 

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