肥満ホルモンの分泌量を抑えて、ダイエットを成功させよう!

9月に入ってだんだんと涼しくなり、ダイエットに適した季節に向かっていますね。
ただ気をつけて頂きたいのが、”美味しいもの”も増える食欲の秋だということです!
そこで今回は“食事によって分泌される肥満ホルモン”について理解を深めて、ダイエット成功のお手伝いをさせて頂きたく記事を投稿致します!

まずは聞き慣れないワード“肥満ホルモン”とは何かについてご説明させていただきます^^
肥満ホルモンとは、正式名称を「インスリン」といい、血糖値(血液中の糖分の量)を下げる働きのある体内で作られているお薬のようなものです。

この大変重要なインスリンが、なぜ肥満ホルモンと呼ばれるのでしょうか?
それは、インスリンが短時間に大量分泌すると、肥満に繋がってしまうからです。。。
ではその理由をインスリンが血糖値を下げる仕組みから簡単に順を追ってご説明させて頂きますね。

ヒトは食事をとると、食べた物に含まれている“糖分”を体内に取り込みます。
体内に取り込むというのは、糖分が血液に溶けて全身の血管内を流れている状態です(この時、血糖値は基準値より高くなっています)。
ここでインスリンが分泌されて、糖分を筋肉や内臓に運んで、活動するためのエネルギー源として使うように働きかけます。
また、余った糖分は脂肪に変えて体脂肪として蓄えることで速やかに血糖値を下げる仕組みになっています。

ここで知っておいていただきたいことは、食べる食品によって糖分が取り込まれるスピードに違いがあり、食べた直後の血糖値の上昇具合が異なるということです。
さらに血糖値の上がり方によって、分泌されるインスリンの量にも変化が生じます。

食後の血糖値が急上昇する代表的な食品は、すぐエネルギーとして使える、ごはんやパン、めん類、砂糖などです。
そのため、上記食品などを食べた場合には、血液内の糖分量が一気に多くなるため、インスリンを大量に分泌させて早く血糖値を下げようとします。
その結果、インスリンの大量分泌によって糖分をすみやかに体脂肪に変えてしまうため、肥満に繋がってしまうのです(肥満ホルモンという呼び名の由来ですね)。。。

ここで大切なのは、インスリンを一度に大量分泌させてしまう食事方法を変えることです。
どういうことかと言いますと、血糖値を急激に高めると肥満ホルモンの分泌量も増えますので、ゆるやかに血糖値を上昇させることが大切になります。
そのシンプルで効果的な方法は、野菜から食べることです(イモ類は除きます^_^;)。
よく聞かれる方法だと思うのですが、その理由は多くの野菜には血糖値をゆるやかに上昇させる作用があるからです。
つまり、食後に肥満ホルモンを大量に分泌させる必要が無いため、糖分が体脂肪に変わりにくくなるのですね

ダイエット中の食事にお悩みの際は、肥満ホルモンの観点から食生活を考えていただければ幸いでございます^^
※血糖値の上昇が緩やかな食品の詳細については、各トレーナーにお聞きいただければと思います!

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