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湿度とダイエットの関係
6月に入り、梅雨の季節になりました
これから梅雨、そして夏と、湿度が高いシーズンになってまいります。
湿度も体の状態に関わっておりますので、今回は湿度とダイエットの関係をお話させて頂きたいと思います!
では、さっそくですがクイズです!
Q.同じ温度の部屋が2つあります。ひとつの部屋は湿度85%・もうひとつの部屋は湿度45%です。さて、痩せるのはどちらの部屋の中にいる時でしょうか?
A.正解は…湿度45%の部屋の中にいる時です!
いかがでしょうか?当たりましたでしょうか?^^
もしかすると“ジメジメしている方が汗もたくさんかくし、湿度が高い方が痩せるんじゃないの?”と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね^^では、湿度が高いと痩せにくくなる理由をお話させて頂きます!
湿度が高いと痩せにくくなる一番の理由は…『体温調節しにくくなるから』
体温調節ってとても大切なんです!
少し前の“夏仕様の体へ!”のブログにもございますが、人の体は体内の温度が低すぎても高すぎてもきちんと働いてくれません。夏は気温が高いので、どうしても体内の温度も高くなってしまいがちです。そんな時、体内の熱を逃がす仕組みが備わっており、その1つが汗をかくことです。
かいた汗は液体ですよね^^その汗が肌の上を流れます。この時に肌の熱をうばい、気体(水蒸気)に変わって空気中に放散します(気化=きか、といいます)!汗が乾く、という感覚ですね^^
こうして、汗が肌の熱をうばい体温を下げて体の機能が落ちないように保つのですが…
湿度が高いということは、すでに空気中に水蒸気がたくさんある状態です。ジメジメしていますもんね
実は、空気中に存在できる水蒸気の数は決まっているんです。空気中に水蒸気が増え続けることはないんです!
ですので、湿度が高いとすでに空気中の水蒸気の数が飽和状態肌にかいた液体の汗が、肌の熱をうばって気化できないんです。
かいた汗は、気化してはじめて体の熱をうばい、体温調節の役割を果たします。湿度が高いところで体を動かし、たくさんの汗が肌の上をずっと流れている状態は…ほとんど意味がない汗なんです!
体内の温度のコントロールがうまくいかず体の機能が落ちると、代謝も落ちて痩せにくくなってしまいます
湿度が低くカラッとした環境のほうが、空気中の水蒸気が少ないので、汗がきちんと気化するんですね^^
肌の熱をうばって体内の温度が上がりすぎるのを防げ、体を良い状態に保つことができる…ということなんです!
できるだけ湿度の低い環境で過ごすように意識してくださいね^^
汗をかく量が増えるので、こまめな水分補給も忘れずに行いましょう!